2008年05月30日
中島哀浪旧宅 坐泉堂
昨日紹介いたしました「蛍橋」の100メートルほど下流に北原白秋、若山牧水とともに九州三大歌人と謳われる中島哀浪先生(本名秀連、1883~1966)の旧宅「坐泉堂」があります。
先生の作品の中には、柿の木を題材にしたものが多く「柿の歌人」とも呼ばれていました。
また歌誌「ひのくに」を主宰し、生涯10000首を超える作品を遺されて、九州歌壇へ大きな影響、足跡を残しました。
現在、随筆等で活躍中の歌人草市潤(本名中島実)さんは先生のご次男です。
近くには川久保、三瀬、富士等の山内を治めた戦国武将 神代家の御霊屋(墓所)や田楽で有名な白髭神社があり歴史、民俗のウォーキングコースとしても楽しめそうです。
MAP
柿もぐと 樹にのぼりたる 日和なり はろばろとして 背振山見ゆ 中島哀浪
Posted by 下駄屋さん
at 15:32
│Comments(2)
お疲れ様です。
佐賀市内に居ますが…蛍橋の近くにあんな屋敷が有ったなんて(☆。☆)今度検索してきますね。夜だったら蛍も飛んでるでしょうね。
いい短歌ですね^^
聴き惚れました。
良い短歌をありがとうございますm(ーー)m