2008年05月20日
中原誠 永世十段

将棋の中原誠永世十段の直筆揮毫の色紙です。 数年前の「銀天夜市」で実施された「銀天王将戦」にゲストとして見えられた際にいただきました。
右上の落款(引首印)の印文は「則天去私」で揮毫は「五風十雨」です。
この言葉の出典は後漢の文人「王充」の「論衡」という書物だそうで、その意味は「五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る」農耕に最適の天気。 転じて平穏で実り多い生活を表す言葉だそうです。
この時期の永世十段はイロイロとあったようですので何かと勘繰りたくなるような言葉です。
Posted by 下駄屋さん
at 11:00
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